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2007年 06月 09日
門司港駅
レトロな駅、訪れる価値のある駅1位の ”門司港駅”
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背後に山を抱えて、堂々たる姿の駅舎。
この角度からみる門司港駅がとても好きだ。
小さい頃、夜行列車に始発から乗るために、わざわざ門司港まで行っていた。
九州へ向かって門戸を開いている、そんなイメージがあるからだろうか。

外観は、20年前と変わらず、ペンキがところどころ剥がれている。
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海が近いせいだろうか。でもこれがまたいい味を出してる。

大きく前へせり出した庇(ひさし)。
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梁の構造をよく見ると、内側と外側で、造りが異なっている。
外側(右側)では、梁の内側がくりぬかれた鉄板で、
内側(左側)では、鉄骨そのものである。
鉄板をくりぬいた構造は、軍艦の内部構造やD51という蒸気機関車のボックス動輪のデザインに通じるものがあるので、昭和に入ってからのもののように思える。
鉄骨部分は大正時代のものだろうか?

駅の中に入ると、「所合待」と筆で書かれた部屋があった。
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以前から待合室は、あったが、看板は毛筆ではなかったような・・。
昔は、木製の長いすだったような記憶がある。
レトロを狙って、却って新しさが出てしまっているような気がする。残念。

駅の改札口の向かい側にあるかつての精算窓口(だったと思う)。
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ペンキがはがれて、これまた時間に熟成された感じがする。
今は、閉ざされていて、まったく使われてないようだ。

これは、トイレのドアではない。駅員の出入り口のようだが、ここも使われてないようだ。
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ここ門司港駅は、関門連絡船により、本州へつながる九州の玄関口だった。
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九州への旅は、ここから始まり、ここで終わっていた。
かつて、ここは目的地ではなく、通過点であった。
今は、レトロ観光の目的地となっている。

駅の姿は変わらないけれど、時は確実に流れていた。


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by depail | 2007-06-09 00:50 | *istDS


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