ボロボロに錆が浮いて、シャッターも切れないジャンクのオリンパス ペンD。
かろうじて露出計が動いていたので、隣町の中古カメラ店から、保護してきた。
COPALのシャッターを分解、スローガバナーを洗浄し、各部清掃&注油したら、
動作するようになった。
あまりに汚れているので、錆を落としてタッチアップして、革を張り替えて、
ファインダーも分解清掃。
見違えるようにきれいになったところで、JRに乗って、さっそく試し撮りに出かけた。
ちょうど広島vs日ハムのデーゲームの準備をしていたので、
走行中の電車の窓越しにシャッターを切った。
フィルム送りがたまに跳んでしまうけど、なんとか使えそうだ。
人物撮影もOK。
ただ開放付近では、被写界深度が浅く、目測でのピント合わせがかなり難しい。
それと明るい場所で、ISO400のフィルムを使うと、シャッター速度が1/500secまでしかないため、
適正露出にできない。
NDやY2フィルタを付けて、減光する必要がある。
ハーフサイズでの撮影は初めてだったが、
普通に構えると写真が縦位置になる。
縦の写真が好きな私にとって、これは意外と使いやすい。
スキャンは、2枚一組で取り込めば良いし・・・。
製造番号の刻印から、おそらく発売年の1962年製と思われる。
(なんと自分と同学年!)
あちこちガタが来てるけど、このカメラといっしょに楽しくがんばろうと思う。
OLYMPUS PEN D
ILFORD DELTA400
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